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超本格矯正

こんにちは。院長の早田です。

コロナが蔓延する少し前から、患者さんの健康にしっかりと寄り添った『超本格矯正』という、本当の意味の矯正の2年間コースを受講しはじめました。

 

その矯正の勉強会で、アメリカ・テキサスのとても著名なドクターSkipはこう言いました。

 

『A trained doctor and an educated doctor are two very different types of doctors. 』

 

Skip先生は、

『一般的な矯正専門医(=上記でいうところの”trained doctor”)が行う矯正治療は、治療ではない』と言い切っています。

 

つまり、Skip先生は私たち歯科医師に対し、

・たとえそれが習った「通常のやりかた」だとしても、機械的に小臼歯を抜歯し、歯列を内側に入れ、歯並びをきれいにすることだけが、本当の治療になっているのか?

・矯正を受けたその人が10年、20年、30年経った時に、気道狭窄が原因で息がしにくかったり、睡眠時無呼吸症候群になったり、顎の関節が痛いというようなことになったりしてないか?

・審美を改善することだけに重点を置いてしまい、本来の将来にわたり全身の健康の責任を背負っていけるくらい患者さんのその後の健康寿命を考えて、また歯列不正による全身への影響をしっかりとわかった上で本当の意味の矯正「治療」(つまりeducated doctorが行う治療)をしているか?

 

と問いかけています。

それを常に念頭に治療をしなさいという意味です。

 

先月10月に2年間のコースが終了しました。「本当の治療ってこういうことなんだなぁ」と講義の度に症例をみて、実習をして、痛感しました。私が理想とする矯正治療です。

 

321で本格矯正を検討されている患者さん、初めて聞く患者さんに少しでも、そのコンセプトがわかりやすいように、これから数回に渡り私が説明していきたいと思っております。

321デンタルオフィス

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